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【備忘録】「ナイトヒーロー NAOTO」第6話を振り返る

2023年5月4日

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世の中には多くのドラマがありますが、ここまでEXILE NAOTO成分に溢れたドラマがかつてあったでしょうか。そのドラマとはナイトヒーローNAOTOです。

何度も観ていると自然とお気に入りの放送回がでてきますよね。私の場合は第6話。ゲストで森脇健児さんが出演した回なのですが、その回を何度も観たくなるのはなぜかを考えてみました。

「ナイトヒーローNAOTO」について

『ナイトヒーローNAOTO』とは2016年4月よりテレビ東京系で放送されたEXILE NAOTOがEXILE NAOTO役を演じたドラマのこと。昼間はLDH所属のアーティスト、夜は悪人を倒すヒーロー「ソウルマン」という二つの顔を持つ設定をNAOTOさんは演じています。

個人的に思うこのドラマの見どころは、夜の顔のNAOTOさんです。

人助けのために暴力を振るったところを動画に撮られ、それをネタにソウルマンとしての活動を迫られて葛藤する姿。ヒーロー活動の中で暴力を振るうことに抵抗がなくなっていく姿。ソウルマンの正体を探るメディアに追い詰められる姿。そして、ナイトヒーローの世界に引きずり込んだ女子高生の栞に利用されていたと知りながらも彼女を見捨てられない姿。

危ない橋を渡っている夜の活動から生まれる苦悩と、昼間の華々しい活動とのギャップがたまりません。

第6話は切なさと面白さのバランスが良いからお気に入り

6話は冒頭にも述べたように森脇健児さんの出演回。この回の大まかなストーリーは次のような感じです。

NAOTOさんと森脇さんが温泉旅館に行ったところ、強盗の立てこもり事件に遭遇して他の客たちとともに人質となる。暗闇に紛れてNAOTOさんが事件を解決するが、ソウルマンの正体を追う「実話バスターズ」の編集部に疑いの目を向けられる。

『ナイトヒーローNAOTO』を観ると、切なさを感じることがたびたびありました。それはNAOTOさんが夜のヒーロー活動について悩み苦しみ葛藤をしている時です。そういう場面があまりにも多いと、切なさを通り越して重苦しさを感じてしまうこともありました。

一方で面白さを感じることもあります。それはNAOTOさんが周囲の人に振り回されている時でした。

この6話が何故お気に入りとなったのだろうと考えた時、きっとその切なさと面白さのバランスが私にとっては程よいからだと思うのです。

森脇さんに振り回される

この回の放送では、基本的にNAOTOさんは森脇さんに振り回され続けています。そのために「先輩に振り回され続けるEXILE NAOTO」というコメディー的要素が強めなのです。

大勢での打ち上げだというから一緒に出かけてみれば、二人きりで温泉旅館に泊まる羽目になる。そして、やりたくもないのにランニングやボクシングの熱血指導を受けることになる。そして、一時代を築いた先輩の立場からEXILE・三代目として現在輝く後輩へのアドバイスを聞かされる。

なかなかに地獄の展開ですよね。NAOTOさんは基本的に同調しながらも、至るところで森脇さんに隠れては心の声を吐き出します。ランニング用にと森脇健児陸上部の青いTシャツを渡されると、「(着たくねぇ)」と心の声で言いながらも「ありがとうございます。三代目カラーですね。」と答えるという具合です。

私たちの日常生活を振り返った時に、それほど親しくないけれど強引な先輩に振り回されるということは実際にありますよね。そして、ここまで大げさではなくとも心の中であれこれつぶやくということも。

この回の森脇さんとNAOTOさんを見ていると、「強引な先輩と振り回される後輩のあるあるコント」を連想するのです。そして、EXILEの先輩たちからいたずらされたり無茶ぶりをされたりして振り回される姿とも重なる面もあります。だから、この回はフフッと笑いたくなる場面がたびたび出てくるんですよね。

事件が向こうからやって来た

NAOTOさんがソウルマンとして活動をする時は、基本的に女子高生の栞が目をつけた悪の住処へ突撃するスタイルです。

けれども、この6話に限ってはそうではありません。事件の方が自らNAOTOさんの元に飛び込んでくるのです。「自分たちが泊っている旅館に強盗たちが逃げ込み立てこもる」という異例の事態が起こってしまうのです。

ドラマの設定とはいえ、普段のソウルマンがしていることは法で裁けない悪を個人的に成敗すること。そのために「NAOTOさんが手を汚してしまった…」と割り切れない思いになることもありました。

けれども、この回は明らかに事件に巻き込まれている状態です。そこから逃れるために暴力を使っても正当防衛だと認められるはず。そういう面から、ソウルマンが強盗を倒すシーンも安心して見ていられます。

また、森脇さんが五反田で買ったソウルマングッズを装備して戦おうとした場面があったことも、重苦しさを感じない一因かもしれません。

最後に

『ナイトヒーローNAOTO』は隅から隅までNAOTOさんが盛り沢山です。ダンスレッスンをしたりLDHのアーティストと会食したり、アクションシーンがあったり悩み苦しむ姿があったり…。一つの連続ドラマでこれだけ様々なNAOTOさんを見せてもらっていいのでしょうかという気分になります。

ただし個人的には、後半になるほどストーリーの展開が重すぎて観ていて苦しくなることもありました。実はNAOTOさんは地球の悪を倒すために派遣された宇宙人で、LDHでの活動は世を忍ぶ仮の姿ぐらいまでのとんでも設定だったらもっと気軽に観られたんですけどね。

このような私の好みに照らし合わせると、程よく笑いが散りばめられている6話はやるせない気持ちに偏りすぎなくてちょうどいいのでしょう。

という訳で、本日は2016年テレビ東京系で放送された『ナイトヒーロー NAOTO』6話についてでした。

  • この記事を書いた人

多々海

NAOTOさん(EXILE・三代目JSB)を応援している。/主な活動場所はお茶の間。/BABY NAILと同世代。

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